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群青にサイレン(第38-1話)のネタバレ!
練習試合をしている玄石高校野球部。
ピッチャーは甘い球しか投げないと野次る相手チーム。
そんな中、空が投げたボールは、打たれることなく修二のミットに向かいストライク。
すると、塁に向かって走っている選手に気づき、ボールを角ヶ谷に向かって投げる修二。
そのボールを取った角ヶ谷、そのままアウト。
周りが修二のプレーを褒める中、片山だけは表情を変えることなく立っていた。
結局試合には負けてしまい、悔しがる浅羽達。
すると、観戦していたOBが、浅羽に声をかけ尋ねる。
前の試合のキャッチャーはどうしたのか、と。
交互に出ているという浅羽に、何故使わないのかと問い詰めるOB。
折角右投げの良いキャッチャーが入ったのに、左投げのキャッチャーを使っていてもこれ以上、上を目指せない。
“ピッチャーのあのスゲー縦カーブ、全然それ生かした配球も出来てねーし、左のアイツ試す必要ないんじゃねーの?”、と。
OBの言葉にカチンとした玉井は言い返す。
キャッチャーはチームに最低二人必要し、修二はとても頑張っていると。
その言葉を遮り、このチームに必要なのはピッチャーじゃないのかというOB。
後半バテバテだったのに一人も控えがいないのか、と。
その言葉になにも言えない浅羽達。
OBに言われたことを監督の蓜島に伝えると、思案する蓜島 。
そして斉間にピッチャーをやらないかと尋ねる。
しかし、全責任を背負っているポジションは嫌だ、と拒否する斉間。
自分が失敗したら責めるだろう、と。
斉間とチームメイトが揉めている間、修二を見つめる片岡。
そして我慢の限界が来たかのように、何で監督が決めないのか、と蓜島に問いかける片山。
“強引に決めりゃいいでしょーよ。アイツをキャッチャーに決めた時みたいに!”と。
片山の言葉に驚愕する一同。
必死に片山を止めようとする玉井達。
そんな中、空気を読まず、自分はピッチャーやるなら野球部やめる、と言う斉間。
その様子を見た蓜島は、”そうだな”、考えておく”と言ってこの後の予定を淡々と話すのだった。
練習後、更衣室では片山の言葉にヒヤヒヤしたと話していた。
しかし、監督はなにも言わなかったと言う溝口。
それに、”どっかで自分が間違ってると思ってんだろ”と答える片山。
“誰がピッチャーで誰がキャッチャーをするべきだったかをさ!”、と。
片山の言葉に俯く修二、そんな修二を見つめる角ヶ谷。
着替え終わり、もっと監督らしくしてれば良いのに何を遠慮しているのか、と不機嫌そうに言う片山。
そして、”なあ修二”と含んだように笑いながら修二の名を呼ぶ。
そして、”お前のこと、指名してくれるように祈ってるぜ”と言って去っていく片山。
そんな片山を見て怒った様子の玉井。
そしてフォローするように、監督は修二の気持ちを考えてくれている、今日だって修二は上手くやれていたと言う。
そして笑って、”だからピッチャー頑張ろうね”と修二に言う玉井。
しかし、玉井の言葉に強ばった表情を浮かべる修二だった。
帰り道、修二は上手くやっていたと言う空。
今日の敗因は、自分が疲れてボールも乱れ、修二も思ったようにサインを出せなかったことだ、と。
“修ちゃんのあの牽制とか、本当に凄かったのに・・・”、と修二を褒める空。
そんな空を内心羨ましく思う修二。
そして、あれぐらいは普通だし、只でさえ左投げなのだから、普通のことが出来たくらいではダメなのだ、と呟く修二。
そんな修二を見て、大丈夫かと問いかける空。
“何ていうかその、元気?”、と。
空の問いかけに、戸惑いながらも元気だと答え、空こそ元気を出せと言う修二。
斉間も言っていたが、ピッチャーは余り責任を感じなくて良い、筋トレや走り込み等で少しずつスタミナをつけていけば良いのだ、と。
それでも身長を気にする空に、祖父も父も大きかったから大丈夫だと励ます修二。
“もっと前だけ向いてこーぜ前だけ!”と、そう言って空に笑いかける。
しかし、”そういう俺は今、ちゃんと前進で出来てるんだろうか”、と内心では思っている修二だった。
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群青にサイレン(第38-1話)の感想!
練習試合の場面、修二、送球が上手になってきました!
でも、片山は無表情のままだし、結局試合も負けてしまうしで、修二にとってはしんどい展開が続いています。
しかもOBは何で左利きのキャッチャーを使うのかと暗に責めていますし、ピッチャーでは優遇される左利きでも、キャッチャーだと全く反対の扱いなんですね。
でもこのOB、ムカつく言い方ですが、言ってることは的を得てるんですよね。
そして片山が蓜島に問う場面、修二の球を受けるために入部した片山にしてみたら、煮え切らない態度の蓜島に我慢ならなかったのでしょう。
少しですが、片山の気持ちもわかります。
その後の更衣室での場面の台詞も、言い方はアレですが、片山の本心なんですよね。
ただ、キャッチャーを頑張ろうと決めた修二にしてみたらたまったもんじゃないでしょうが。
そして相も変わらず空気を読まない斉間、ある意味大物です。
そして修二と空が共に帰っている場面、修二、やっぱり心の底では空を羨ましく思っています。
少し和解ができたと言っても長年積み重なってきた感情って中々消化できませんもんね。
それでも、空の前では明るく振る舞い、励ましの言葉を言う修二が痛々しいです。
空は空で、修二のせいじゃない、と修二の凄さを語っていますし、この二人のすれ違いも中々解消されません。
いつか本音で話せるようになれば良いのでしょうが・・・。
さて、修二と空、片山と修二、空と角ヶ谷と様々な感情が渦巻いていますが、この後どのような展開になっていくのでしょうか。
次回も見逃せません!
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