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暁のヨナ(第170話)のネタバレ!
高華国軍と千州軍の戦いは、序盤、千州軍に圧されたものの、各部隊が巻き返し、徐々に高華国軍の有利となってきていた。
そんな状況の中、千州軍総指揮官でトゥーリ族の王、インクエルボは何故か笑っていた。
そして自ら前線へと進んでいく。
クエルボの姿を見て歓声をあげる兵士達。
千州軍の土気はみるみる上がっていく。
一方、四龍達はトゥーリ軍の策略により、キジャとジェハ、ゼノとシンアという仲間同士で戦っていた。
互いに攻撃し合うキジャとジェハ、その近くではゼノとシンアが戦っていた。
しかし、シンアは戦おうとしない。
そんなシンアを吹き飛ばしながら、自分と戦うように言うゼノ。
しかし、”嫌だ”、と言い、戦いを拒否するシンア。
そんなシンアの耳元で、ヨナとユンがトゥーリ族の人質になってしまい、自分達は逆らえないことを伝えるゼノ。
“今は機会を待つ、できるだけこの時間を長引かせるんだ”、と言い、戦うように説得するゼノ。
斬りたくなければ殴ればいいから、と。
しかしまたもや”嫌だ”、と言うシンア。
ゼノを殴ったり斬ったりは嫌だ、と。
互いに引かない二人はどんどんヒートアップしていき、遂に大声で喧嘩を始めてしまう。
同じ頃、遠く離れた千州千都、リ・ハザラの城の中にある、閉ざされた部屋にいるヨナはハク達の身を案じていた。
どうにかして脱出しようとしていると、食事を持った女性が入ってきた。
その女性は、インクエルボの正妻であり、トゥーリ族の女王・ユーランだった。
脱出は諦めた方がいい、とクエルボに逆らわないように言うユーラン。
ヨナがクエルボが帰ってくるとは限らないと言うと、怒りを露にした表情を浮かべ、クエルボがトゥーリ軍を率いるようになってから、ただの一度も負けたことがない、誰もクエルボを討ち取ることはできない、と言うユーラン。
思わずハクならば、と言いそうになるヨナ、しかし、こんなところで争っても意味はないとグッと堪える。
そんなヨナに声を荒げてしまった事を謝るユーラン。
捕虜の自分にも丁寧に接するユーランを不思議に思い尋ねると、クエルボはヨナをトゥーリ族の新たな戦女神にすると言った、それは王の次に尊い存在だから、と。
それに、トゥーリ族で第一の妻が、第二の妻の世話をするのは習わしだから、と答えるユーラン。
ユーランは勘違いをしているようだった。
呆気にとられた様子のヨナ、だが、自分は高華国の人間、仲間を人質にする王の女神等には死んでもならない、と拒否する。
“ではそのようにクエルボ様にお伝えなさいませ”と言うユーラン。
そんなユーランを見て、ユーランは、心の底からインクエルボを愛しているのだと思うヨナ。
そんな二人の元へ現れたのはゴビ神官だった。
その頃、ハクは満身創痍の状況で戦い続けていた。
そんなハクの前に、遂にインクエルボが現れる。
お前がハクか?と尋ねられるが無言を貫くハク。
そんなハクを気にする様子もなく、”ヨナはてめぇの女か?”と尋ねるクエルボ。
その言葉に怒り、再び闘志が燃え上がるハク。
そして四龍とヨナは自分が貰うと言うクエルボの言葉に激怒し、クエルボが乗っている馬車を粉砕する。
“仲間と姫さんはどこだ?”とクエルボに尋ねるハク。
すると、ハクの姫さん呼びに、以前自分が姫さんと呼んだとき、ヨナに呼ぶなと言われたと言い、拒否した理由をハクに尋ねるクエルボ。
その言葉に、”俺に分かるわけねーだろーが!”とぶちギレるハクだった。
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暁のヨナ(第170話)の感想!
千州軍と高華国軍の戦いの場面、どうやら高華国軍が優勢のようです。
でもなぜかインクエルボ、笑ってます。
え、と思っていたらどうやらハクを見つけたからだったようです。
しかしこのインクエルボ、兵士達の反応を見る限り、とても慕われている事が分かりました。
そして四龍の四人が戦っている場面、ゼノとジェハ、容赦なくシンアとキジャに攻撃を繰り出します。
あまりのことに、もしや操られて!?と思っていたら、どうやらヨナとユンを人質にとられて逆らえなかったようです。
仲間同士で戦わせるなんて、トゥーリ軍、嫌なやつらです。
戦略としては間違っていないのでしょうが。
そして時間を稼ぐため、シンアに自分を攻撃しろと言うゼノの場面、ゼノ、嫌だと言うシンアを必死に説得していますが、段々と声が大きくなって、最後は大声で喧嘩を始めました。
あれ?さっきまでバリバリシリアスな雰囲気でしたよね?
やっぱりこの二人にはシリアスは無理があったのでしょうか。
ジェハも笑っちゃってますし。
しかもゼノもシンアも相手が傷つくなら自分が、と言っています。
本当に仲間思いですよね。
そしてヨナとトゥーリの女王、ユーリンとの会話の場面、互いに自分の国が負けるはずがない、と言い合っています。
ヨナはハクを、そしてユーリンはインクエルボを想い、負けるはずがないと信じているのでしょう。
そしてこのユーリン、表情や言葉から本当にインクエルボを尊敬し、愛しているのだな、と伝わってきました。
こんな一途に思ってくれている妻がいるのにヨナを妻にしようとしているインクエルボ、今のところ好感度0です。
そしてなんと、ゴビ神官が現れました!
相変わらず怪しさ満載の顔です。
何かを企んでいるようですが・・・。
一方、ハクとインクエルボの場面、ハク、朦朧とする意識の中で戦っています。
もうボロボロです。
でもインクエルボがヨナを拐った犯人だとわかるとぶちギレたのか、あっという間にインクエルボの戦車を壊しました!
この時のハクの表情、怖いです!
目なんて視線だけで殺せそうな雰囲気ですし。
そんなハクに、自分がヨナに姫と呼んだら呼ぶなと言われたと言うインクエルボ、なぜだと聞かれたハクは完全にキレてしまいました。
ヨナを拐われ、ぶっちゃけハクの中ではそれどころではないんでしょう。
このインクエルボ、煽るのが上手いのか、何も考えていないだけなのか、どちらにしろハクにとって面倒な存在なのでしょうが。
さて、遂に対面したハクとインクエルボ、果たしてどちらに軍配が上がるのでしょうか。
そしてヨナの前に表れたゴビ神官の目的は何なのでしょうか。
次回も楽しみです!
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