暴走する個性が仲間をも襲う!?
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僕のヒーローアカデミア 第211話 ネタバレ
最終試合の前、物間は心操に自分のことを話し出します。
物間は小さい頃、「その”個性”じゃスーパーヒーローにはなれないね。」とよく言われていたそうです。
物間の個性はコピーのため一人では何も出来ないそんなヒーローがいてたまるかとも言われたみたいです。
自分は”出来ない”事を知っていると言います。
そして、物間は心操を自分と同じタイプで清濁併せ呑まなきゃ生き残れないタイプだとも言います。
物間は心操に体育祭でデクを洗脳した時、どうやって口を開かせたのかを聞きます。
当時、出久のことを知らなかった心操は、クラスメイトを貶したと言います。
それを聞いた物間は
「ヒーローになる為にヒーローらしからぬ立ち回りをしなきゃならない。でなきゃ”何でも出来る”力には敵わない。憧れとは似ても似つかない。」
と言います。
そして、
「こんな感覚ない?幼い頃に描いた夢や希望がだんだん重荷になっていく。まるで呪いのように。」
と言います。
場面が変わり、試合中で前回、最後の方に出久が物間に向かって遠距離の攻撃をしようとして出久の右腕から黒いモヤが出ているシーンになります。
それを見た物間は、出久が成長しているように感じているようです。
出久の方は、
[何で!!何だよこれ]
[さっきまで何とも無かったのに!!]
と完全にコントロール不能になっています。
「逃げて!!」
そう言った瞬間、黒いモヤが建物にくっつき、ゴムのようになり、出久自身も引き寄せられ建物に突っ込んでいきます。
それを見ていたA組の仲間も異変には気づかず、出久の新技だと思っているようです。
突っ込んだ場所の近くにいた心操に出久は逃げるように言います。
「力が抑えられない。溢れる…!!」
出久は必死に抑えようとしますが、ビタビタと動く右腕。
あり得ない方向にも曲がっています。
それを見た心操は衝撃を受けます。
個性はどんどん暴走し、仲間であるA組チームのお茶子たちも攻撃します。
さらには黒いモヤに引っ張られるような形で空中に飛び出していきます。
その様子を見て、止めたほうがいいと相澤先生とブラドに言うオールマイト。
個性は暴走し続けます。
パニックになり痛みに耐えながらも必死に暴走を止めようとする出久。
[憧れの人(オールマイト)から譲渡してもらえて、大怪我しながら、わからないことだらけでそれでもようやくモノになってきてこれからだってのに。]
[もう誰にも心配させたくないのに]
「止まれ。」
《止まれ ワン・フォー・オール!!》
その瞬間、黒いモヤの中に誰かが見えます。
個性を抑え込めようとしますが、抑えきれずにどんどん溢れ出てきて渦を巻き始めます。
その時、お茶子が出久に飛び付き心操を呼びます。
出久の右腕の異変とは?
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僕のヒーローアカデミア 第211話 感想
前回は若干、物間に対して腹が立ちましたが、物間には物間なりの苦悩や葛藤があったんだなと今回思いました。
たまに爆豪のようにヴィランっぽいことをいうのには理由があったんですね。
そういう自分の個性の欠点を知った上で戦うというのはある意味すごく覚悟のいることだと思います。
そして、ワン・フォー・オールはやはり暴走してしまいましたね。
でも、今まで出久もやったことのない技まで出ていて、右腕にまるで意志があるように勝手に動いている感じが怖かったです。
出久の暴走したくない。
誰も傷つけたくないという気持ちが痛いほど伝わってきた胸が苦しくなりました。
暴走している時の周りの反応には早く気づいてあげてとなってしまいましたが、それほど今までの出久の成長はすごかったということでもあると思います。
それに、黒いモヤのなかに人の顔のようなものが見えたので、もしかしたらあれがオール・フォー・ワンの言っていた『弟』なのかもしれませんね。
最後にお茶子が出久に飛び付いたシーンはすごく勇気があるなと思いましたし、心操のことをお茶子は呼んでいたので、何か策があるんだと思います。
それで、ワン・フォー・オールの暴走を止めることが出来るといいのですが…。
暴走も心配ですし、もし暴走が止まったとしても出久の右腕は大丈夫なのか、心の方も大丈夫なのかも気になります。