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「火ノ丸相撲」のネタバレと感想を紹介します!
週刊少年ジャンプ 2019年4・5合併号 2018年12月22日発売分です。
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火ノ丸相撲 第223話 ネタバレ
「草薙の右上手! 鬼丸の右下手! 互いに力が出る形で胸が合ったー!!
鬼丸が素早く俵から離れ体制を整える。両者、土俵中央へ。
目には見えぬ数多の攻防。
膠着の裏で殺し合う。均衡は――、
すぐに均衡は崩れだす――――
「鬼丸が廻しを切られた!! 草薙が寄る――!!」
「くっ」
「頭をつけて半身で堪える! が……、土俵際!!やはり地力で勝るのは草薙なのか!」
國崎の口から思わず舌打ちが漏れる。
(……鬼車が打てねぇとなると、そこから派生する技も使えねぇんだ。怪我をする以前の様に草薙とまともに組み合うには、手札があまりにも足りねぇ……!)
「草薙が引き付ける!!」
「どうした……」
刃皇はぼやく。
「使えよ、右の下手を」
――怪我したときのショックでわからなくなっちまったんだ
『鬼車の打ち方』を――
柴木山部屋。
「“イップス”……?」
「いろんなスポーツで聞くよな。野球だとデッドボールがトラウマになってうまく投げれなくなったりとか」
「……つまり、火ノ丸が投げを打てないのも精神的なものだと……?」
「……そういう言い方が正しいかは置いといて……。かなり細かく調べたが、特に異常は見つからなかったよ」
克服するには何年も掛けて向き合わなければならない。
「火ノ丸みてぇにセンスでやってきた奴は特に大変さ……。とにかく……――」
もう二度と同じ様には投げられないと思え……――
「……っ」
(みんなの技でここまで来れた……。なら……。ワシは、ワシはどうする!!)
大和国は人をやめ、神となった。
刃皇は人を謳歌し、神になる。
(ならワシは――。
小せぇのもワシ、大きいのもワシ。
小さく強いこの体をワシは……。
ワシはワシを謳歌する!!)
もしこれに無理矢理理屈をつけるとするならば、火ノ丸の“体”があの頃を思い出したのかもしれない。
――正調 右下手投げ 鬼車――
(君を、待っていたんだ。潮火ノ丸……!!!)
次号に続く。
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火ノ丸相撲 第223話 感想
これは……どう転ぶのやら!!?
今まで相撲漫画はあれど、昭和作品ばかりであまりメジャーとは言えませんでした。
故に今回の展開は予想がまるでつきません……!
この最後の終わり方が、まだ草薙には何かある、と物語っているようで、案外すんなりと満ち足りた顔で負けてくれそうなんですよ。
高校時代はお互い1勝1敗でした。
これで、火ノ丸が負け越していたなら勝ちで間違いないんですがね……。
まだ、わかりません。
しかし、イップスを克服したのはとっても目出度い!
これで、刃皇の気が引けるのではないでしょうか……!
死にに行くような相撲ではなく、彼の本来の持ち味で横綱に黒星をつけてやって欲しいです……!
と言う事で、次号に乞うご期待!!