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ゴールデンカムイ 第184話 ネタバレ
デコボコな流氷原を犬ぞりで進む杉元達だが、思うように進まない。
天候も悪く進むのは危険だと言う仲間達。
だが先ほどの爆破からアシリパ達がすぐ近くにいるはずだと言う杉元は、リュウも反応していると言い、急いで追いつこうとしていた。
一方、アシリパは父の言葉を思い出す。
何故こんなに重要なことを忘れていたのか、父があんなに忘れるなと真剣に言ったのに。
狼に関係する名前ならレタラで思い出せたはずなのに、と。
するとその理由に気づいたアシリパ。
自分にあの名前のことを教えてくれた後に父はいなくなり、レタラもいなくなった。
出来るだけ考えないように頭の隅に追いやっていたんだと泣きだすアシリパ。
それを体で隠す尾形。
その様子にどうかしたのかと尋ねるキロランケ、だが尾形は何でもないと言い、急がないと風が出てきたと先を急ぐように告げた。
そして白石にも行くよう呼び掛けるが白石は用を足すので先にいけと言う。
すると、白石の足の間から地面が裂け、裂け目はどんどん広がっていく。
驚いている白石に、流氷は簡単に動く、決して海に落ちるなと伝えるキロランケ。
逆側に取り残された白石。
キロランケはとにかく西に進み、先で合流しようと提案するが、先はつながっていないだろうと判断した白石は、戻ったほうが繋がっていそうだと、アシリパ達に待っていてくれるように告げて来た道を戻っていった。
雪も風も強くなり、アシリパ達は岩陰に隠れてやり過ごすことにした。
流木を燃やして温まろうとするアシリパ、氷を積んで風避けにしようとするキロランケ。
するともっと流木を集めに行こうとアシリパを誘い出す尾形。
アシリパと2人になったところで、尾形は何か重要なことを思い出したな、とアシリパを問いつめるのだった。
そのころ、皆に追いつこうと迂回していた白石だったが、流氷が傾き、足を滑らせて海に落ちそうになるが、流氷にお守りの棒を刺して何とか落下を防いだ。
しかし、お守りの棒が折れ、再び海に落ちそうになる白石、絶体絶命の彼の手を誰かが掴む。
白石の手を掴んだのは杉元だった。
また会ったなと嬉しそうな表情で言う杉元。
助かった白石は杉元の名前を呼びながら抱きつく。
二人は再会を果たしたのだった。
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ゴールデンカムイ 第184話 感想
杉元達が犬ぞりで進む場面、仲間達が皆危ないからと止めているのに、一刻も早く進もうとする杉元、早くアシリパさんに会いたいんですね。
リュウも同じ気持ちなのか尻尾を振っています。
なんだかんだ良いコンビです。
そしてアシリパが重要なことを忘れていた理由に気付き、涙する場面、大切な存在が次々といなくなってしまったら、その存在について思い出したくないですよね。
忘れてしまっていたのは、アシリパの防衛本能だったのではないかとも思いました。
大人びていてもまだまだ子供、辛いですよね。
そして尾形がそんなアシリパを隠す場面、なんか裏があるのかなぁと思っていたらやっぱりありました。
わざわざ二人きりの時に訪ねています。
いつも無表情でちょっと不気味な尾形ですが、この尋ねる場面は怖いという印象の方が強く感じられました。
何か目的があるのでしょうが・・・。
そして白石を杉元が助ける場面、二人の表情からも再会を喜んでいる気持ちが伝わってきました。
白石も死んでないとは思いながらも、いざ杉元が現れたら驚いたでしょうね。
なんだかんだ仲が良い二人ですから。
さて白石と再会した杉元ですが、アシリパとは再会できるのでしょうか。
それとも何者かに邪魔されてしまうのでしょうか。
次回も楽しみです。