「火ノ丸相撲」のネタバレと感想を紹介します!
週刊少年ジャンプ 2019年2号 2018年12月10日発売分です。
前回は鬼丸の相撲に失望していた草薙ですが、どう巻き返してくるか……!
鬼丸の復活に乞うご期待!
前回のネタバレはこちら
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火ノ丸相撲 第221話 ネタバレ
(ずっとこのときを待っていた!!!)
「はぁあああ!!」
(見せつけてやる…!! 僕の「横綱相撲」を――――)
ここで、大和国と草薙の対話の回想に入ります。
「「横綱相撲」とは人々が思う横綱の理想の姿…。
草介…、お前にとっての「横綱相撲」とは何だ」
「人々がイメージする取り口は様々ですが、共通するのは強者として「格」の違いを見せつけると言う事…」
(相手によってやる事を変えたりはしない…、大和国は…、横綱は…――
ぶれない!!! )
草薙の鬼丸への失望の理由が垣間見える回想でしたね!
相撲に力とてもが籠っています。
観客席では思わず、
「右上手!!」の一言。
一本背負い 無刀一輪――――
草薙の横綱技が炸裂! しかし、鬼丸も右を読んでいます!
「―鬼丸、そのまま潜り込んで…――――
足取り――!!」
しかし、草薙も怯みません!
思わず、國崎が画面越しに叫びます。
「止まるな!! 捕まるぞ!!」
鬼丸の脳裏にも“捕まれば死”の一言。
「あ”ぁああ」
鬼丸が焼けばちで対抗! 反撃の狼煙が上がる……!か、と思いきや、
「……」
「全然…効いてなくね…? 草薙…」
一歩も土俵の内側を譲らず、強者の振る舞いを貫きます!
草薙の“横綱相撲”への覚悟が見られます。
(…横殴りの張り手…。暴力的で品のない手だ…。
…これが今の君の精一杯なのか? 君はこの相撲で横綱になると…?)
八艘飛び!!
「今日も飛んだぁ!!」
「……」
(「横綱」とは、土俵深くに根を張る幹強い“神木”だ。
横綱が宙を跳ねるなよ…、潮君…
風邪にたゆたう根無し草に注連縄はまけないぞ )
しかし、難なく上から押さえつける草薙!
「…おい誰だよ…、今場所の草薙は弱いなんて言った奴…」
(…人は僕に変われと言う…。父の幻影に縛られるな…、自分の相撲を取れ…と。
だがもう迷わない…、誰に何を言われようとも僕はなる! 大和国に!!
それが僕だ!!!)
今、草薙が見据えているのは完全に大和国ですね……。
完全に鬼丸は見放されました……。自己完結ですね。
確かに、怪我から復帰した鬼丸の帰還を一番待ち望んでいたのは、草薙でしょう。
希代の大きさ程失望も深いのかもしれません。
(もういい…。僕は君を置き去りにして刃皇を越え、横綱に…――)
その時、鬼丸の渾身の当たりが草薙を付き返します!!
「っ!!?」
(当たり負けた!? 一体何が――)
(…何か勘違いしてねぇか? 久世…
“ワシの横綱相撲”はもう始まっとるぞ―― )
そう、草薙はこの試合中に覚悟を決めました。
しかし、それよりも前に鬼丸自身も覚悟を決めていたのです!!
(この相撲でワシはお前を越え、横綱になる!!!)
火ノ丸相撲 第221話 感想
あぁぁあ!! もう少し、もう少しで鬼丸の快進撃が……!!
という次号は目を離せない展開となりましたね!
草薙にとって鬼丸と言う存在は、横綱の生き方そのものだったのでしょう。
鬼丸自身、大和国に憧れ横綱を目指していましたから、当然と言えば当然のこと。
怪我から復活してきた鬼丸は草薙にとって、まさに横綱道を競い合える唯一の好敵手。
それが、余計失望した理由なんでしょうが……。
勝手に期待して、失望して、自己完結なんて……!
私と同様な気持ちの方も多いはず……! 次号の火ノ丸相撲に期待ですね!!