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あなたの鼓動を見させて。(第34話)のネタバレ!
冬独特の冷たい空気の中で、最後の力を振り絞り佐和に立ち向かった藤代。
そして思う。
思えば誰かの為に身体が動いたのは、中学生の時の母親の為以来だった、と。
しかし、そんな藤代を嘲笑うかのように藤代の首筋に注射器を突き刺す佐和。
そして笑いながらこう言う。
“バカじゃないの・・・”、と。
悔しそうな表情を浮かべる藤代。
そして、イカレ女と呟きながら倒れるのだった。
倒れた藤代を興奮したように見つめた後、藤代に馬乗りになりながら、あなたからやる、嬉しいだろうと言う佐和。
そして、”床でやっちゃうけどさ・・・お似合いだよね。汚い人は・・・!”、と言いながらノコギリの様な器具のスイッチを押すのだった。
解剖を進める佐和。
絶望したように藤代の名を呼ぶ三河島。
ゴリゴリ、と言う音が部屋中に響き渡る。
その音を朦朧とした意識の中聞いたダイチは、命が消える音か、だったら嬉しいと幼少期の記憶を思い出していた。
いつだって自分だけ我慢してきた。
クラスメイトがプールの授業について楽しそうに話す中、一人浮かない表情で着替える幼少期のダイチ。
そんなダイチの胸にある傷痕を見て疑問に思うクラスメイト達。
そして悪気ない様子でこう言うのだった。
“へんなのー”、と。
その言葉に傷付く幼少期のダイチ。
そして望んだ。
我慢を知らない馬鹿どもは皆死ねばいいと。
その為に繰り返す実験。
それだけ自分は苦しい。
生きて良いのは自分のことを理解してくれる伯父だけだと。
昔、公園で遊ぶ他の子を沈んだ表情で見つめるダイチに、伯父はこんな言葉を掛けた。
“辛いよなあダイチ。お前はその傷のせいで、したいことがなにもできないんだから。伯父さんにはわかるよ・・・”、と。
その言葉に幼少期のダイチは涙するのだった。
場面は現在に戻り、意識を取り戻すダイチ。
その身体は椅子に縛り付けられていた。
驚きながら必死に拘束から抜け出そうとするダイチに声が掛かる。
“何してるの夏川くん。”
その正体は佐和だった。
今からすっごく楽しいことするのに、と。
そしていまだ呆然とするダイチに謝りながら床を見つめる佐和。
時間がなくて一人しか出来なかった。
練習、と。
そこには解剖により心臓を抜かれ、息絶えた藤代の姿があった。
その隣には息絶えた藤代の服を握りしめ、涙を流す三河島の姿も。
その様子を冷たい目で見つめながら、最初から心臓が弱っていてダメだった、と残念そうに言う佐和に、ダイチの心臓は激しく鳴り続ける。
そんなダイチの心音を聞きながら、それに比べてダイチの心臓の活きの良さは素敵だとうっとりしながら言う佐和。
その言葉に歯を食い縛り不満を爆発させるダイチ。
なぜいつも自分の思い通りに行かないのか。
佐和ならわかってくれると思ったのに、また自分に我慢させるのか、と。
そんなダイチの言葉を否定する佐和。
自分は殺すのに興味はない。
ただ心臓が見たいだけだ、と。
そして驚きの声を出すダイチに続けてこう言う。
気づいたと言うことは鎮静剤だけではなく痛み止めも切れてくるかもしれない。
でも大丈夫だ、と。
“切られるのって意外と、痛くないからー”、と。
その言葉に唖然とした後、表情をキツくし馬鹿にして!、と言うダイチ。
“また笑うんでしょ・・・!?なんにもうまく行かない俺のこと・・・ッ!!”、と。
そして続けて言う。
酷い、これは自分が望んだ傷痕ではない。
佐和にはわからない。
皆に嫌われて、したいことも出来なかった自分の気持ちなんて、と。
そんなダイチを見つめた後、笑みを浮かべながらわからない、と言う佐和。
そして自分の気持ちを語り始める。
“・・・だってさ、私は好きだもん。夏川くんのー”、と。
その言葉に驚くダイチ。
佐和の言葉は続く。
ずっとずっと惹かれていた。
その為にここまで頑張った。
褒めてほしいくらいだと。
それに傷なんて関係ない、自分のしたいことに、と言う佐和。
その腰には刺し傷があり、血が流れていた。
それは藤代に刺された傷痕。
その傷痕を見つめながら、昔、牛久から言われた言葉を思い出すダイチ。
“その傷のせいで、したいことが何もできないんだから”、と言う言葉を。
そして知らずのうちに佐和に敗北感を感じていた。
“敵わない”、と。
その間も着々と準備を進める佐和。
そして、いよいよだ、もう邪魔が入らない、と言いながら、ダイチの胸にメスを入れる。
“あなたの、鼓動を見させてー”、と。
あなたの鼓動を見させて。(第34話)の感想!
前回藤代と三河島が佐和に反旗を翻そうとしましたが、結果は・・・佐和の勝利です!
そのまま薬で眠らされ解剖される藤代、解剖中の佐和の笑みが怖いです。
この場面、夜に見ると寝れなくなりますね、きっと。
一方ダイチの場面、解剖に使うノコギリの音を聞いて、どうやら昔のことを思い出していたようです。
この回想場面、ダイチがなぜ現在のような性格になったのか、その原因の一端が描かれていました。
クラスメイト達からの心ない言葉に、幼いダイチはどれ程傷付いたことでしょうか。
きっとクラスメイト達は少しからかっただけ、そこまで悪気はなかったのでしょうが、小さい頃からそれが悩みで足枷だったダイチにとって、自分の傷痕を見て言われた”へんなの”、と言う言葉は自分以外の全てを敵だと思うほど胸に刺さってしまったのでしょう。
そんな中、自分の気持ちを唯一理解してくれた伯父の牛久、その存在が居たことでダイチがどれだけ救われたことか・・・。
一人でも自分のことを理解してくれる人がいると救われますもんね!
・・・かといって牛久がやって来たことは許されることじゃないんですけど、こればっかりは難しいです。
そんなダイチが意識を取り戻した場面、ダイチが意識を朦朧としている間、佐和は一仕事終えてしまったようです。
哀れ藤代、遂に心臓を抜かれてしまいました!
色々悪どいことをしてきましたが、この最期はちょっとかわいそうな気がしました。
しかもこの場面、藤代にすがり付いている三河島の表情がもう・・・なんとも言えません。
何だかんだ凄く仲の良い二人だったのでショックも凄いですよね。
しかも目の前に居たのに助けられないとか、正直私ならおかしくなってしまうかもしれません。
そんな二人を気にすることなくダイチの心臓の音に夢中な佐和さんです。
ある意味一直線と言うか、本当にぶれないですよね・・・。
元々藤代自体そこまで眼中になかったのでしょうから、この反応でもおかしくないのですが、ちょっと私の頭がついていってないです。
一方ダイチ、自分の思い通りにならないと怒っています!
内容的には駄々っ子の様だし、縛られてピンチなのに今怒るとこそこ?とある意味感心してしまいました。
佐和といいダイチといい、この漫画の主要人物メンタル強すぎです。
そんなダイチの主張をあっさりはね除ける佐和、しかもなんとその背中には刺された跡が!
やっぱり前回の刺された音って佐和が刺された音だったんですね!
しかも意外と刺し傷でかいし、血がかなり出ていますが平気だと言っています!
・・・と言うかそんな状態で藤代を解剖したんですね・・・。
そんな佐和に遂にダイチが白旗をあげました!
ダイチにしてみれば自分の胸の傷のせいで今までなにもできないと思っていたのに、目の前にいる相手が傷を負いながらも自分のしたいことに傷は関係ないと言われてしまえば、敗北感で一杯でしょう。
さて、遂にダイチの解剖が始まるところまで来ましたが、このまま佐和の本懐を遂げてしまうのでしょうか?
ダイチの命運はいかに!?
次回も見逃せません!
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