火ノ丸相撲 第220話 ネタバレと感想‐鬼丸国綱と草薙剣、激昂‐

「火ノ丸相撲」のネタバレと感想を紹介します!

 

 

火ノ丸相撲 第220話 ネタバレ


 

 

二人の決戦を前に柴木山部屋控室では、國崎と星野が試合中継の始まりを待っていた。

 

 

「早く早く! 鬼関の取り組み始まっちゃいますよ!!」

 

 

「なんだよ星野 今日はやけにテンション高けぇな」

 

 

「そりゃそうですよ! あのIH団体決勝戦…大将戦の再現ですよ!!」

 

 

「…僕はIHを見て…大相撲に…鬼丸関のいる柴木山部屋に来たんです……!!」

 

 

現場では今まさに試合が始まろうとしていた。

 

 

草薙と鬼丸―――― 時間一杯です!!

 

 

東 大関 久世草介(19) 四股名 草薙 196㎝ 167

 

 

西 前頭三枚目 潮火ノ丸(19) 四股名 鬼丸 157㎝ 93

 

 

「鬼丸――!!」

 

 

「行け――鬼丸――!!」

 

 

「草薙――!!」

 

 

「勝てよ――!!」

 

 

相撲記者が熱気に若干唖然としながらも、感嘆の声を上げた。

 

 

「…凄い盛り上がりですね…6日目とは思えない」

 

 

「みんな分かってるんだな…二人の関係を。ほ~…」

 

 

「観客だけじゃない 力士…角界関係者も…みんなこの一戦に注目してる」

 

 

――元小学生横綱潮火ノ丸 中学で挫折を味わい、再起をかけた高校相撲の土俵で初めて土をつけられた相手が、大横綱大和国の息子 久世草介でした。

 

 

久世草介…現大関草薙は話します。「学生時代の土俵に上がってはいけない」という父が課した禁を破ったのは、鬼丸の相撲を見て…「血が騒いだから」だと…。

 

 

高校では二度の対戦があり、共に一勝一敗。高校時代の草薙に唯一黒星をつけた相手がこの鬼丸。

 

 

角界入りしてからは幕下以下も含め6度対戦し、いずれも草薙が勝利していますが、どれもあまり参考にはならないでしょう!

 

 

怪我による長期休場を乗り越え帰ってきた鬼丸!

 

 

その間、草薙は大関となって幕内上位で待ち続けました。

 

 

2年半振りに土俵の上で向かい合います!

 

 

「負けんなよ草薙――!! 大関だろ!! 今場所優勝しないと「大和国」の名は継げないぞ――!!」

 

 

「――正直、地力では圧倒的に草薙だ。「体」の強さ…膂力は幕内でも一・二を争う。ただ、今場所の草薙はいらん重圧を「心」に抱えて相撲が荒れている。」

 

 

「鬼丸が昨日の金鎧山戦の様に多彩な「技」でかき回せばあるいは…何て…さすがに厳しいかね」

 

 

「……」

 

 

柴木山は答えない。

 

 

國崎は中継を見ながら、柴木山の言葉を思い出す。

 

 

信じろ! お前の中にはまだ開けていない強さの引き出しがある!

 

 

(金鎧山戦で開けてみせた引き出し…休場以前より強くなっている…。親方のその言葉に嘘はねぇ…。)

 

 

(…だが、それでも大関クラスが相手となると不完全でも頼らざるを得なかった…。今勝つ為にはやっぱ…目覚めてもらうしかねぇんだ…右腕に眠る鬼車に…――)

 

 

「プロポーズの翌日に負けたらカッコつかねーぞ。頑張れよー…!」

 

 

國崎同様、手に汗握りながら中継を見守る五條。

 

 

「……。…勝ってもらわねぇと困りますよ…」

 

 

(火ノ丸も草薙も32敗…、負ければ優勝争いから大きく後退する。ライバルとしても、優勝を目指す上でも、互いに絶対に負けられない一番だ…)

 

 

練習終わりの三ツ橋も、

 

 

「…大丈夫ですよ。火ノ丸さんなら」

 

 

彼女の五條も、

 

 

「……」

 

 

(…みんな見てるよ…火ノ丸…)

 

 

この試合の行く末を見守っている。

 

 

静かに土俵へ準備に入る火ノ丸。そこに、以前の死相はない。

 

 

非常に静かだ。

 

 

「……落ち着いてるなぁ」

 

 

「……」

 

 

(さて…鬼丸は立ち合い、どう来るやろか…。八艘飛び…あれを実際に飛ばれたのはデカい…。「今の鬼丸なら立ち合い変化もあり得る」…。そう思わされた時点で…、こっちも出方を変えなあかんからな…)

 

 

「!」

 

 

その時、会場が異様な緊張感に包まれる。

 

 

(…IHの君はもういない…)

 

 

(君は拘りを捨てた。君の生き方だ、好きにすればいい。)

 

 

「手をついて、待ったなし」

 

 

(ただ、もう誰にも、僕と君がライバルだなんて言わせない)

 

 

(八艘飛びでも猫だましでも、何でもすればいい。僕は…、変わらない…!!)

 

 

草薙は誰が相手であろうと、先に手を付き広く構えて待つ。

 

 

「受けて立つ」

 

 

父が…、相撲の第一人者が、理想が、大横綱大和国がそうしていた様に…

 

 

(…そう慌てるなよ…)

 

 

草薙はここで初めて、感じ取った。

 

 

(さぁ…行くぞ、久世…――)

 

まるで、あの頃のようだ、と。

 

「はっきよい!!」

 

激しい頭突きあいから、試合が始まった!

 

緊張感から解放された会場は、一気にヒートアップし大歓声にわく。

 

(あぁ… 俊…!!)

 

 

草薙の頭に過去の自分が思い起こされた。

 

(俊!!聞いてよ!!潮君が復帰するって!! 四場所? 五場所ぶり? 大きく番付落としたけど、とにかく帰ってくるんだ!彼は絶対にまた幕内に上がってくる…。だから、それまで僕は…幕内上位で彼を待ち続ける!!)

 

「良かったな…」

 

「……」

 

(…本当はわかっていた…。全ては土俵の上で語り合えば済む話…。でも待ち切れなかった…。そうさ…)

 

 

(ずっと…このときを…)

 

 

(待っていた!!)

 

「はぁああ!!」

 

待ち望んでいた一戦が今、始まる!!

 

 

火ノ丸相撲 第220話 感想


 

 

っと、今回はここまでです!

 

次号がとても気になる展開となりました!!

 

死に物狂いで相撲を取っていた火ノ丸が、次号どうなるのか!!

 

乞うご期待!!