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ジンメン(第145話)最終回のネタバレ!
ジンメン計画の凍結が決まってから半年後、ヒトミは高校に復学していた。
教室で富士の溝について語る教師。
しかし、ヒトミは心ここにあらずといった様子だった。
すると、そんなヒトミに気づいたかのようにここからは富士山がよく見えると話始める教師。
そして集中できない気持ちも興味を持つのもわかるが、あそこはまだ大規模な復興をしている最中であり、未知の病原体も確認されている。
ネットでは様々な憶測が飛び交っているが、危険指定区域には絶対に近づかないように、と。
“人によっては・・・悲しい記憶が眠る場所ですから・・・”、と。
授業が終わり、何処かへと向かうヒトミは、町行く人々を見つめながら疎外感を感じていた。
人々があれだけ変なものが近くにあるのに、受入れ、何事もなかったかのように過ごしていることに。
ヒトミが向かった場所、それは富士山にある施設だった。
警備をしていた新任の自衛官がヒトミを止める。
しかし、上官らしき自衛官に問題ない、通せと言われ戸惑いを隠せない。
そんな自衛官に何かを提示するヒトミ。
それはジンメン計画の上級管理権限証だった。
焦ったようにヒトミを通す新任自衛官。
そして、礼を言いながら去っていくヒトミを見送りながら、なぜあんな女の子が例の計画の上級管理権限証を、と上官に訊ねる。
さあなと言いながらも、地獄を見たことは確かだと返す上官だった。
施設内のとある部屋に入るヒトミ。
そこにはベットに横になり、沢山のチューブに繋がれた中田がいた。
度重なるジュウメン化をしたことにより、官邸から去った後、崩れ落ちるように倒れた中田は、病院へ運ばれた直後は生きているのが奇跡な状態だったらしい。
そんな中田に、自分は何をしているのか、本当にあの時の選択は正しかったのかと自らの悩みを呟くヒトミ。
確かにこの国は許されないことをし、その証拠を内海が命がけで残した。
しかし、その悪行を知らしめるどころか、結局自分を守るために使った。
皆を犠牲にし、自分だけがそれを忘れたようにのうのうと生きている、と。
そんなヒトミにあれで良かったと言う中田。
ヒトミは唯一この出来事を俯瞰して見られる立場にいた。
ヒトミが冷静さを失い、ただ復讐心だけで計画の全容を暴露していたら、溝の内側だけでなく、この国を信用できなくなった人間も苦しんでいたはず。
でもヒトミはそれを使い国を動かした。
被害にあった人々は社会復帰プログラムを受けているが、実際のところ国の機密を守り、外の生活に戻ることはかなり困難。
ヒトミが色んな医療関係施設に出入りしていることも知っている。
国もヒトミを信用して唯一外への出入りを許可している。
“君は十分やっている”、と。
そんな中田に同意する声が聞こえる。
それは同じく見舞いに来た李と三美だった。
忙しい中悪いと謝る中田。
いいえと言いながら経過を報告する李。
溝の内側に残された生存者の救助もほぼ完了し、ジンメンの存在も確認されていない。
二次災害の恐れは今のところない、と。
李の話を聞きながら、自分も行ければ良かったのだがと言う中田に、邪魔になるだけだと冷たくあしらう三美。
それでも本当にこれで良かったのかと言うヒトミ。
結局自分達もこれでは、計画を企てた側に飲み込まれたのではないか。
全てが終わり学校へ行っても、皆驚く程日常を受け入れていて、それはこの計画を隠すためにとんでもない力が動いていたのだと考えると不安でたまらない。
いつかまた同じようなことが、と。
そんなヒトミの考えを否定する李。
自分達は関係者の監視が主な役割でもあるが、彼らはジンメン計画の解体のため、割と真面目に働いている。
それに彼らをそうさせたのは、ヒトミの言葉だ、と。
元々計画に対して彼らにも疑問はあり、今回の計画の失敗で被害者への責任に対して怯えていた。
中には殺されるのではないかと思う人もいた。
しかし、ヒトミが計画の解体と言う形で終わらせると発言したことにより、彼らにも新たに贖罪の機会が与えられ、今はその使命感に燃えている人も少なくはない、と。
それでも不届きものはいるので李達が制裁を加えているらしい。
李達のやり取りを見ながらも、ヒトミは正しいことをやったと言う中田。
そしてそれを維持するためにも、自分達がいる、と。
その言葉に驚くヒトミに、”君が一人で責任を感じることなんてない。何よりここは、マサトくんが残してくれた世界だ”、と。
ヒトミが不安に思う気持ちもわかる。
それはヒトミが相手を理解できないことを理解しているからだと言う中田。
だが、マサトはそれでも理解しようと思いを伝え続け、最後にはジンメンとも理解し合えた。
“だから君が生きている限り、君は君の思いを伝え続けるんだ”、と。
それがきっとマサトの願いであり、望んだ世界のあり方だと。
中田の言葉に両手を握りしめた後、そうだと肯定するヒトミ。
そして、”私も諦めずに・・・やれることをやってみます・・・”!、と新たに決意を固めるのだった。
そして思う。
きっとこんな不安は人間が人間である限り捨て去れない。
だが、理解するために伝えることを諦めた瞬間、人は思いやりをなくす。
そして・・・その果ては・・・。
場面は代わり夜道を歩く女とその飼い犬。
嫌がる犬に服を着せて喜ぶ女。
吠えながら威嚇する犬だが女は気にすることなくリードを引っ張りひきずりながら歩みを進めていく。
すると突然鳴き声をあげ、倒れる犬。
心配そうに犬に声を掛ける女。
次の瞬間、凍りついたように言葉を失う。
そんな女に、”おい”、と話しかける声が。
それは飼い犬から発せられた声。
飼い犬の顔は人のようになっていた。
まるでジンメンのように。
そして凍りついたままの女にこう呟くのだった。
“見てんじゃねーぞ”、と。
ジンメン(第145話)最終回の感想!
今回、遂に最終回でした!
半年後の場面、どうやらヒトミは高校に復学したようです。
でも教師の話そっちのけで富士山を見つめるヒトミ、今までのことを考えるとそっちの方が気になりますよね。
先生、意外と良いこと言ってるんですけどね・・・。
そして他の人が富士山の施設に慣れ、何事もないように過ごしているのもヒトミのモヤモヤの一つなようです。
これは現実でもありますよね。
最初は驚いたり怖がっていても、時間と共に慣れてしまい、当たり前となっていってしまうことって。
場面は代わり中田とヒトミの場面、中田の話では溝の内側にいた人達のなかで溝の外側へと社会復帰しているのはヒトミだけのようです。
あれだけのことがあったのですから、精神的にも肉体的にも極限まで削られた人ばかりなのは確かなので、社会復帰するのにはとてつもない時間はかかるでしょう。
そんな中で機密を守り、色んな医療施設に赴いているヒトミは凄いとしか言えません。
きっと滅茶苦茶頑張ったんですね!
・・・寧ろ頑張りすぎているような気もしますが、ヒトミ的にはまだまだの様です。
そんなヒトミのモヤモヤを払うのは仲間達の言葉です。
李や三美達も合流し、仲間たちと話すヒトミの場面、この場面、ヒトミ達の絆を改めて感じられた場面でした。
皆ヒトミの悩みを受けとめた上で、ヒトミを諭すように、支えるかのように言葉を掛けています。
そして皆マサトの想いを忘れていないことにもぐっと来ました。
マサトの守った世界を守りたいヒトミ、そんなヒトミの想いを一緒に背負おうとする中田達の姿は、出会った当初なら考えられない姿です。
それはあの長い長い旅の中での体験によって絆が生まれたからでしょう。
そして仲間の言葉に勇気付けられたのか、再び決意を固めたヒトミの言葉からも、これからも前を向いて自分の出来ることをしていく!と言う確固たる気持ちが感じられました。
そして最後の場面、なんとジンメン犬の姿が!
経緯を見るに、感染させられたのでしょうが、これって生き延びたジンメンがいると言うことなのでしょうか?
それとも隠れて実験を続けているとか・・・?
どちらにしろ単純にめでたしめでたし!とならず最後にジンメン達の復活をちらつかせているのは流石ですよね。
人間が伝えることを忘れた瞬間・・・と言うヒトミの言葉は現実の私達にも教訓となるのではないでしょうか?
さて、色々考えさせられたこの作品も遂に完結です!
最初はこんな壮大な旅になるとは思わなかったのですが、最後まで飽きることなく読むことができました!
カトウ先生の新作も楽しみです!
そしてヒトミ達の未来が明るい世界でありますように!
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ついに最終回を迎えたジンメン。
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