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隣の悪女(第40話)のネタバレ！
明け方、バードウォッチングに来ていた桐太と島袋。
双眼鏡で鳥を観察していると、英治が蛍を自殺幇助している場面を目撃する。
まさか自殺幇助だと知りもしない桐太は、助けなければと向かおうとするが、島袋に腕を捕まれ止められる。
あそこまで何分かかるか、無理だ、と。
その時、双眼鏡が光り、その方向を向く英治。
バレたかと焦る桐太達。
しかし、タイミングよく鳥が羽ばたき、”鳥か”、と勘違いし、去っていく英治。
その姿を見て、”早く捕まえなきゃ！”、と言う桐太に殺人犯をか、と反対する島袋。
そして、ここにいたら自分達も殺されるかもしれない。
“逃げましょう！”、と。
ならば通報を、と言う桐太。
しかし、それも島袋に反対されてしまう。
もしそれがバレたら、ますます恨まれるかもしれない。
関わらずに忘れよう、と。
島袋の言葉に、確かに、と思う桐太。
犯人の攻撃性が高ければ、自分の周りまで報復されてしまう、と思い、その場を逃げ出したのだった。
その後、無事家に帰った桐太。
しかし、夢にまで見るようになり、精神的に追い詰められていく。
ある日、様子のおかしい桐太を心配し、どうしたのかと尋ねる亜里子。
追い詰められた桐太は、殺人現場を見たことを話すのだった。
話を聞き、驚きながらも、自分は桐太の同情心や島袋の保身なんてどうでも言いという亜里子。
そして、”正しいことをして、法律に従うべきよ”、と。
殺人(ルール違反)は悪、悪を見逃している桐太も悪だ、と。
亜里子の言葉に動かされ、島袋と相談した結果、警察に話にいくことに。
すぐに通報しないとダメだろうと言われながらも、よく勇気を出した、と刑事に褒められる桐太達。
帰り道、スッキリした、正義の味方みたいだと言う亜里子。
犯人が捕まるまでは気を抜けないと言う島袋。
そんな中、これで女の子も遺族も、少しは浮かばれるだろうか、と思う桐太だった。
しかし、その後衝撃の真実を知る。
後日、あの女の子の遺族は、一家心中した。
実はあの時、女の子は自殺幇助されていたこと。
幇助したのはその子の兄だということ。
そして、それが自分達の通報でバレて、追い詰められた結果、一家心中したことを知った桐太達は罪悪感に飲まれる。
自分は間違っていないと思う亜里子。
やはり関わらなければと後悔する島袋。
そしてひたすら罪の意識に苛まれる桐太。
同じ頃、花音は心中事件の顛末を美雨先生から聞かされていた。
告発したのが同じ高校の桐太だと聞き、呆然とする花音。
暫くし、桐太達はいつまでも落ちていてはいけないと、前を向きだした。
徐々に回復し、少しずつ笑えるようにもなった。
そんな頃、桐太と亜里子の暮らす部屋の隣に誰かが引っ越してきた。
それは花音。
こうして花音は悪女になっていくのだった。
隣の悪女(第40話)の感想！
今回は桐太達がどう心中事件に関わっていたのか知ることができました。
桐太と島袋の場面、どうやらバードウォッチングの最中に英治が蛍を自殺幇助する場面を見てしまったようです。
通報しようとする桐太ですが、島袋に止められてしまいます。
確かに英治が自殺幇助をしていたなんて知らないので、犯人が襲ってくると考えてもおかしくありませんが、島袋の場合、桐太と違って自分に害が及ばないように無視した感があります。
ことなかれ主義みたいな？
そして桐太が亜里子に相談する場面、亜里子の意見も否定できませんが、花音達の気持ちを知っている私的には複雑な気持ちになりました。
この時の亜里子の中では、どんな理由であれ、犯罪＝悪みたいですし。
結局警察に話にいった場面、桐太達は犯人が捕まるはずだと安心したことでしょう。
しかしその結果は一家心中、そして殺されたと思っていた女の子は自殺幇助されていたという理由を知り、唖然としたことでしょう。
悪気はなかったとはいえ、結果的に英治達を追い詰めたわけですし。
怖くて黙っていた桐太、害が及ばないよう無関心でいようとした島袋、そして正義のなのもとに告発するように説得した亜里子、この三人とも間違っていたとは言えません。
でも、正しいことをしたのかと言われたら悩むところですよね。
そして、それを知ったことで、花音は復讐を決意したんですね。
なんだか悲しい関係です。
さて、次回は桐太と花音の場面に戻りそうです。
このまま桐太は花音によって復讐されてしまうのでしょうか？
次回も見逃せません！
