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舞妓さんちのまかないさん(第106話)のネタバレ!
ある日、屋形の廊下に敷いた新聞紙の上に置いてある梅を手に取り、”まだ青い、もうちょっと”、と思うキヨ。
すると、男衆のお兄さんが訪ねてきた。
互いに挨拶し、キヨに団扇を渡すお兄さん。
団扇は花街においては単なる「涼をとるための道具」ではない。
ひいき筋に芸舞妓達から送られる、いわばお中元がわりなのである。
日頃お世話になっているお茶屋さんや料理屋さん、髪結いさんや着物屋さん、出前をお願いするお店、屋形などにも、団扇屋さんや男衆のさんの手によって届けられる。
晴れ間をぬって運ばれる、花街の梅雨の風物詩的アイテムらしい。
少し休ましてほしいと言うお兄さん。
どうやら自転車で運んできたらしい。
するとキヨが持っている梅に気づき、”なんやそれ”、と尋ねるお兄さん。
“これですか?梅干し用の梅です”、と答えるキヨ。
まさかキヨが漬けるのかと驚くお兄さんに、”はい”と返事をし、黄色くなるのを待っていると言うキヨ。
“あのお母さんがよぉ許しはったなぁ”、と言うお兄さん。
どうやらお兄さんの中の市のお母さんは、生の梅を買うくらいなら、最初から梅干しを買ったらいいのでは、と言いそうなイメージらしい。
お母さんも毎日梅の様子を見てくれているらしく、その話を聞いて、”変わるもんやなぁ”と内心思うお兄さん。
お茶の準備をしながら、しょうがのシロップを作った所なのだと言うキヨ。
そしてそのシロップと炭酸水を混ぜ、ジンジャーエールを作ってお兄さんに出すのだった。
“ジンジャーエールって作れるんやな”、と感心した様子のお兄さん。
すると、袋に入ったしょうがに気づき、”料理用か?”と尋ねるお兄さんに、”これは紅しょうが用です”、と言うキヨ。
塩をして下漬けしてから、ビンに入れて梅酢で漬け込むらしい。
話を聞きながら、また面倒くさい事をと内心思うお兄さん。
キヨの話は続く。
“今年はばあちゃんに梅酢を送ってもらったけど、今年からこっちでも作るから、来年は今年の梅干しから梅酢をとって、その梅酢から紅しょうがを作れるんです。”、と。
そして、”楽しみだなぁ”、とワクワクした様子で言うのだった。
一休みし、”じゃまた”、といって去っていくお兄さん。
夏の日差しを暑いと思いながらも、”いよーし、もうちょっときばるか”、と気合いを入れ直すのだった。
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舞妓さんちのまかないさん(第106話)の感想!
今回は梅がメインのお話でした。
梅を見つめるキヨに男衆のお兄さんが声をかける場面、舞妓さん達にとって団扇は御中元がわりのようです。
なるほど、こういうところも花街ならではな感じですよね!
そしてその団扇は団扇屋さんや男衆の人達で届けるのですが、晴れ間をぬって暑い中運ぶと言うことで大変ですよね。
しかもこのお兄さん、自転車で運んでいるらしいですし。
キヨが梅干しの説明をしている場面、お兄さんの市のお母さんへのイメージに笑ってしまいました。
なるほど、キヨと出会ってから大分変わったみたいですね。
そしてジンジャーエールって家で作れるんですね!
ずっとお店でしか買えないし飲めないと思っていたのでビックリしました。
他にも紅しょうがも作っていて、キヨの器用さに驚きました。
作り方を見ても結構手間がかかりそうですし。
私では作らないと言うか作れないと思います。
でもキヨ、話す間ずっとワクワクしてるんですよね。
きっとその作業の手間も楽しんでいるのでしょう。
こういうところがキヨの良いところですよね。
お兄さんももう一頑張りしようと気合いを入れ直しましたし、色んな人達に影響を与えるキヨ、ある意味大物です。
さて、今回は夏の風物詩と梅がメインのお話でしたが、次回はどんなお話でしょうか?
次回も楽しみです!
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