アクタージュ(第55話)ネタバレと感想!-普通が分からない!-
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前回のネタバレはこちら

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アクタージュ(第54話)

 

 

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アクタージュ(第55話)ネタバレ!


 

 

学園祭準備期間中に関わらず生徒たちの手元に回っているプリントは進路調査票だった。

 

教室の中で誰かが浮足立った雰囲気を現実に戻すプリントに愚痴を零す。

 

 

各々が近くの人と進路について相談し合う。

 

 

ほとんどの生徒が進学を希望しているけれど、文系か理系さえも決めていない生徒もいた。

 

 

――進路どころか、もう働いている子もいる

朝陽ひなは夜凪を横目で見る。

 

 

夜凪は誰にも声を掛けず、掛けられることもなく机に座ってプリントを眺めていた。

 

 

普通に超美人で勉強も運動もできるけれど、ご飯はいつも一人の変人。

 

 

 

「あんた今また夜凪のこと見てた」

 

 

 

芸能人になったとかでよく学校を休む。

 

 

才能ある奴は自由でいいなと朝陽ひなは思う。

 

 

協調性がないのは自分にしか興味がないから。

 

 

恵まれ過ぎている。

 

 

 

「あの! こ…ここ座っていい?」

 

 

 

そんな事を考えていると夜凪は隣に座ってそう訊ねてきた。

 

 

――もう普通に座ってるし近いし。

 

 

 

「良かったら私と友達に、じゃなくてまずは一緒にごはん」

 

 

 

あたふためながら夜凪は近づいたまま言葉を発する。

 

 

朝陽ひなは夜凪の態度に戸惑う。

 

 

 

「仕事? ねーよそんなの。全部断った」

 

 

 

舞台『銀河鉄道の夜』を終えて一週間が経ったが、夜凪に次の仕事はなかった。

 

 

仕事がない理由を黒山墨字に訊ねると、簡素な答えが返ってきた。

 

 

 

「お前にはもう芝居はさせらんねぇ」

 

 

 

黒山は読んでいた新聞を閉じて夜凪の方を向く。

 

 

 

「もう気付いてんだろ。自分の中の違和感に」

 

 

 

夜凪は巌裕次郎の葬儀で星アリサに言われたことを思い出す。

 

 

 

「突出した才能はハイエナを呼ぶ。この先、お前にとっての壁は芝居だけとは限らない」

 

 

 

葬儀で声を掛けてきたプロデューサーの天知心一のことを指していた。

 

 

それを否定する夜凪だったが、黒山は動じなかった。

 

 

 

「自分の定義を増やせ。それが芝居を続ける条件だ」

 

 

 

 

夜凪が次の仕事をするための課題を黒山を突きつける。

 

 

出された課題を上手く理解できない夜凪に黒山を簡単に説明する。

 

 

学校で普通の友達を作れと。

 

 

友達の一人くらいお手の物と思っていた夜凪だったが、声を掛けた朝陽ひなは席を離れて行った。

 

 

去っていったひな達から陰口が聞こえる。

 

 

ライン交換しようと声を掛けてきた男子生徒たちに喜ぶ夜凪だったが、その理由を聞いて夜凪は違和感が芽生えた。

 

 

 

――私の知ってる友達とは違う

 

 

 

 

彼らが声を掛けたのは夜凪が芸能人だったからだ。

 

 

 

「…思った通りにならない」

 

 

 

夜凪は屋上で一人遠くを眺めていた。

 

 

これまでに接してきた人たちを振り返る。

 

 

映画や舞台で出会った人たちは皆が役者で、同じ目的を持った人たちだったから夜凪の気持ちを分かってくれた。

 

 

 

「私…“普通”が分からないんだ」

 

 

 

普通について考える。

 

 

 

「夜凪さん」

 

 

 

そんな夜凪に声を掛ける人物がいた。

 

 

振り返るとそこには同じクラスの男子生徒がいた。

 

 

男子生徒は吉岡と名乗った。

 

 

 

「吉岡遅い。ジュース買いに行くのにどんだけ」

 

 

 

 

朝陽はソファに寝ころんだまま開いた扉の方に言葉を投げる。

 

 

しかし、すぐに驚く。

 

 

そこに吉岡と夜凪景が立っていた。

 

 

 

「皆で映画を撮るってききました!!頑張ります。」

 

 

 

朝陽ひなは、映画という言葉に戸惑うのだった。

 

 

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アクタージュ(第55話)感想!


 

 

舞台『銀河鉄道の夜』で注目を浴びた夜凪でしたが、黒山の戦略により次の仕事はきまっていませんでした。

 

 

そんな夜凪に、黒山は学校で役者に関係のない友達を作れと課題をだしました。

 

 

それは、星アリサが言ったことへの対策なのかもしれません。

 

 

もしも夜凪が深く潜り戻って来れなくなったときに寄り添ってくれる普通の友達が必要なのだと黒山は考えたのかもしれません。

 

 

それから夜凪の演技の幅を広げるには、あまりにも友達との関係が少なすぎると考えたのだと思います。

 

 

上手くいかない夜凪の前に現れた吉岡に連れられてきた場所は映像研究部でした。

 

 

新章の始まりですね!

 

 

次回も見逃せません!

 

 

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